活動取組 – 化学療法委員会

化学療法委員会

化学療法委員会は毎月第二月曜日に開催しています。主な協議事項は、化学療法レジメン登録、レジメン管理、化学療法の実施マニュアルの統一化、また「がんセミナー」という講演会等を通じて、職員教育や地域の方々への啓発活動を行っています。

当院の化学療法室は、ベッド・リクライニングチェアを合わせて30床設置しています。外来化学療法の件数は年々増加しており、平成30年度は5,977件、令和元年度は7,266件と、約1.2倍の増加となっています。(いずれも延べ患者数の比較)

化学療法室には化学療法委員会のメンバーである、がん化学療法認定看護師やがん薬物療法認定薬剤師など複数配置されており、患者様が安心して治療を受けられるよう、抗がん剤治療の説明や服薬指導、副作用の確認も行っております。

近年は入院しなくても外来で抗がん剤治療を行える時代です。仕事と治療の両立ができますので是非ご相談ください。

当院の化学療法について

医療機関または薬局からのレジメンに関する照会や患者の状況に関する相談や情報提供に応じています。(薬剤部)

レジメン

レジメン・治療内容等に関するお問い合わせ

新潟県厚生連 長岡中央綜合病院 薬剤部
Tel. 0258-35-3700(内線3620)
Fax 0258-35-9786
受付時間 月曜~金曜(祝日は除く) 午前9時~午後4時

当院は、外来腫瘍化学療法診療料1を算定しています

安全に化学療法が行えるように、以下の対応を実施しております。

  • 専任の医師、看護師、又は薬剤師が院内に常時1人以上配置され、本診療料を算定している患者様から電話等による緊急の相談等に24時間対応できる連絡体制が整備されています。
  • 急変時等の緊急時に当該患者様が入院できる体制が確保されていること、又は他の医療機関との連携により緊急時に当該患者が入院できる体制が整備されています。
  • 化学療法のレジメンの妥当性を評価し、承認する委員会を開催しています。
    当該委員会は化学療法に携わる各診療科の医師の代表者(複数診療科の場合は各診療科で1名以上、1診療科の場合は2名以上)、業務に携わる看護師、薬剤師及び必要に応じてその他の職種から構成されるもので、少なくとも年1回開催されるものです。
  • 患者様と患者様を雇用する事業者が共同作成した勤務情報の提出があった場合に、就労と療養の両立に必要な情報を提供すること並びに診療情報を提供した後の勤務環境の変化を踏まえた療養上必要な指導を行います。
  • 外来腫瘍化学療法診療料3の届出を行っている他の保険医療機関において外来化学療法を実施している患者の緊急時に当該保険医療機関に受診できる体制を確保している場合、連携医療機関の名称等をあらかじめ地方厚生(支)局長に届け出るとともに、院内の見やすい場所に掲示します。

がんセミナーについて

「がんセミナー」の令和元年度、令和二年度の活動内容は下記をご参照ください。新型コロナウイルス感染症の影響で開催を自粛しています。

【令和元年度】

  テーマ 講師
4月 腫瘍内科:大腸がん2019 小林 由夏 医師
5月 外科:乳がんの化学療法 長谷川 潤 医師
6月 歯科・口腔外科 山賀 雅裕 医師
7月 未開催  
8月 未開催  
9月 血液内科:急性白血病の薬物療法 坪井 康介 医師
10月 未開催  
11月 皮膚科:皮膚障害、亜鉛について 高橋 利幸 医師
12月 腫瘍内科:免疫チェックポイント阻害薬について 小林 由夏 医師
1月 アピアランスケア 小川 知恵 看護師
2月 両立就労支援 外部講師 新潟産業保健総合支援センター両立支援担当
木村 明子 / 北島 伸
3月 休み  

【令和2年度】

  テーマ 講師
4月 未開催  
5月 未開催  
6月 未開催  
7月 未開催  
8月 未開催  
9月 血液内科:化学療法をサポートする
~院内と院外の連携~
岸 賢治 医師
10月 がん化学療法の目的とケア 栃倉 愛 看護師
11月 抗がん剤の副作用 栃倉 愛 看護師
12月 未開催  
1月 未開催  
2月 未開催  
3月 未開催  

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