耳鼻咽喉科

中越地区の頭頸部がん治療の拠点病院として、手術や放射線治療、抗がん剤治療など悪性疾患を中心に診療を行っています。
外来診療は完全予約制となっており、初診の方は紹介状と紹介元の病院・医院より事前の予約が必要となります。

頭頸部がんとは、眼、脳を除く首より上のがんです。口腔がん(舌、口腔底、頬粘膜など)、唾液腺がん(耳下腺、顎下腺)、咽頭がん、喉頭がん、甲状腺がん、聴器がん(外耳、中耳)、鼻・副鼻腔がんなど様々な場所に発生します。

頭頸部がんの発症にはタバコ、アルコールの影響があり、なかでもアルコールを飲んで顔が赤くなる(または赤くなったことがある)人はアルコールを分解する過程で必要な酵素が十分にないため、口からのどまで(口腔、咽頭)のがんになりやすいと言われています。
甲状腺がんを含む頭頸部がんの発生率は全がん種の中で約5%です。年間約98万人の患者さんが新たにがんを発症し、そのうち頭頸部がんは約4万5千人です。
人口10万人あたりに35人くらいの患者さんが頭頸部がんになる計算です。
男女比では男性に多く、罹患数は男女ともに肺がん、大腸がん、胃がんなどにつづき第6位になります。(国立がん研究センター がん登録・統計 2017年より引用)

喉頭がんは声がかれやすく、症状が出てから受診された場合は早期がんで発見されることが多いですが、その他の場所のがんは首のリンパ節が腫れたり、息が苦しくなったり、食べ物を飲み込めなくなったりして受診されることが多く、その場合は進行がんの状態であることが多いです。

頭頸部がんの治療はがんの進行度にあわせて手術、放射線、抗がん剤の組み合わせで行います。早期がんであれば体の負担が少ない治療で治すことができますが、進行がんの場合は手術による腫瘍を切除し形態や機能をたもつために再建手術が必要になるか放射線と抗がん剤による治療が必要になる可能性が高く、長い期間の入院が必要で治療後には見た目や呼吸、飲み込みの機能が治療前と変わってしまい以前のような生活ができないことがあります。

患者さんの全身状態や社会的背景などを含め総合的に判断して患者さんに適した個別化治療を行える体制を整えております。また治療が困難な症例や希少がんに対しても新潟大学耳鼻咽喉・頭頸部外科、県立がんセンター新潟病院と常に連携して治療を行える体制も整えております。

スタッフ紹介

耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科部長

岡部 隆一

出身大学・卒年 2002年卒
耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科医長

尾股 丈

専門領域 耳鼻咽喉科、頭頸部腫瘍
認定資格等 耳鼻咽喉科専門医
頭頸部がん専門医
出身大学・卒年 新潟大学 2010年卒

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