総合診療科

総合診療科とは

1980年代後半から「総合診療」という概念が広がり始め、近年、全国で新設されるようになった新しい科です。現在の総合病院は専門科に細分化されているため、風邪や健診での異常、また、症状はあるけれど、何科に受診したらよいか分からないという患者さんが増えました。そこで開設されたのが総合診療科です。
例えば、腹痛で受診する患者さんも,胃潰瘍や胆嚢炎,胃腸炎といった本当の「お腹」,消化器疾患から,肺炎や胸膜炎という呼吸器疾患,心筋梗塞,帯状疱疹,うつ病など様々です。総合診療科では,詳しくお話を伺って必要な検査を行い、専門科の診察や治療が必要な場合に、専門科へ振り分ける仕事をしています。患者さんご自身の症状が、何科に行けば良いか分からない場合に、まず診察させて頂きます。

 

 

概要・特色

当院の総合診療科は、2005年の新築移転後に新しく開設されました。

総合診療科の役割は様々です。どこの科に受診してよいか分からない場合、問題点が多岐にわたっている場合、原因がよく分からない場合、とりあえずの内科対応が必要な場合などが挙げられます。当科では、当院の理念である良質で心温まる医療を提供することを目標に掲げ、各専門領域の医師と連携しつつ、患者さんの診療方針を検討していきます。年々、病院内外からの紹介患者さんも増えています(表)。院内では他科と連携を取って各専門診療科の医師と相談し、専門的な治療が必要な場合には速やかに専門診療科に紹介します。院外では、病診連携を通じて地域の医療機関と連携しており、長岡市・中越地方・新潟県の地域医療に貢献できるように努めています。状態が安定している場合には、地域の医療機関に逆紹介という形で診療をお願いしています。

外来患者アンケート

当院では2005年より総合診療科外来を初期研修医が担当しています。
患者満足度調査として、初診患者さんを対象に匿名アンケート調査を行っています。
(基本姿勢・不安感・総合満足度)

2021年度も質問内容を変化させて、患者さんにご協力いただきながら、外来診療の質を向上させられるように努めてまいります。

診療経験症例

<感染症>

肺炎/誤嚥性肺炎、腎盂腎炎、蜂窩織炎、感染性心内膜炎、腸腰筋膿瘍、硬膜外膿瘍、多発膿瘍、伝染性単核球症(EBV・CMV)、パルボウイルス感染症、感染性大動脈瘤

<自己免疫疾患>

関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎/皮膚筋炎、混合性結合組織病、シェーグレン症候群、抗リン脂質抗体症候群、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、成人発症スティル病、リウマチ性多発筋痛症、RS3PE症候群、ベーチェット病、サルコイドーシス、IgG4関連疾患、菊池病、家族性地中海熱など

<その他>

心不全(うっ血性心不全・たこつぼ型心筋症など)、呼吸不全、熱中症、脱水症、アナフィラキシー、低ナトリウム血症(SIADH/MRHEなど)、薬剤性ネフローゼ症候群、横紋筋融解症、高血圧切迫症、上腸間膜動脈解離、貧血(鉄欠乏性/ビタミンB12欠乏性など)、起立性調節障害など

活動報告 2019年度~2021年度

スタッフ紹介

総合診療科

内科医長

武藤 祥宏

認定資格等 日本内科学会、内科認定医
日本体育協会公認 スポーツドクター
出身大学・卒年 東海大学
2009年卒
総合診療科

内科医長

横澤 将宏

専門領域 膠原病
リウマチ
認定資格等 博士(医学)
日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
日本リウマチ学会 リウマチ専門医・指導医・登録ソノグラファー
日本臨床免疫学会 免疫療法認定医
日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア認定医 指導医
日本病院総合診療医学会 認定病院総合診療医
出身大学・卒年 旭川医科大学
2008年卒

富所 隆 名誉院長
岩島 明 副院長
坪井 康介 内科部長
石黒 真妃 内科部長
金子 香 (非常勤医師)
馬場 晃弘 (新潟大学医学部医学科総合診療学講座)
臨床研修医

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