透析センター

透析看護

透析センター看護師は病院の理念に沿い、いつも患者様の目線で耳を傾け笑顔で心温まる看護を目標に、患者さま・ご家族が満足できるよう、一人ひとりの状況に応じた指導・教育を行い、継続して治療する為のセルフケア支援を行っています。日々、透析に通って来られる方はもちろん、入院し急性期の治療をしながら透析を受けられる方、認知症や生活動作の低下した方々が事故や合併症をおこさぬよう、安全な看護に努めています。また定期的に足の観察やケアを行い、足病変の悪化予防にも力を入れています。スタッフ一同が医師・臨床工学士との連携を密に、堅実かつ充実した体制のもと患者様がこの病院を選んで良かったと思って頂けるような透析施設を目指し業務に臨んでいます。

看護体制

子育て世代の方は勿論、幅広い年齢層の方々がやり甲斐を持ち生涯看護師として働いていく事ができる職場としてライフワークバランスに配慮した体制つくりを行っています。日本腎不全看護学会認定の指導士や、腎臓病指導士を持つ看護師、糖尿病重症予防(フットケア)研修を修了した看護師を配置するとともに資格取得や学会発表、看護研究にも積極的に取り組み良質な透析看護が提供できるようにスキルアップに努めています。

診療内容

円滑な腎代替療法への導入 —血液透析療法・腹膜透析療法・腎移植—

各種治療にもかかわらず腎機能が低下し末期腎不全となった場合には、腎代替療法を行うことになります。腎代替療法には透析療法(血液透析および腹膜透析)と腎移植(献腎移植および生体腎移植)があります。透析療法への導入に際しては、個人の生活や仕事の様式を重視し、納得の行く形で血液透析・腹膜透析の透析方法を選択していただけるように心掛けています。当院では維持透析療法として血液透析133名、腹膜透析27名(2011年10月現在)の患者さんの診療を行っています。
血液透析用バスキュラーアクセス(シャント、人工血管など)の作製はクリニカルパスを使用し、導入時の入院期間の短縮に努めています。また、積極的にハイパフォーマンス膜を使用して透析をしており、透析療法の重大な合併症のひとつである透析アミロイドーシスの予防、進展阻止などを目標に血液濾過透析も行っています。また、バスキュラーアクセス不良に対しては積極的に経皮的血管拡張術(PTA)を行っています(年間60例前後)。
腹膜透析では段階的導入法(SMAP法)によるカテーテル手術を取り入れ、極力入院期間を短く(最短5日程度)しています。導入前に時間を設けることで、患者さんの不安に対する対応や腹膜透析の練習なども十分に行うことが出来ます。毎週金曜日・土曜日の腹膜透析外来で対応しております。
移植療法については患者さんに積極的に啓蒙して推進に努めています。献腎移植を希望される方については臓器移植ネットワークへの登録をお勧めしています。実際の移植については新潟大学附属病院等を紹介して移植を行ってもらっています。

腎代替医療導入の年次推移

2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
血液透析導入 12 16 8 8 7 20 35 34 33
腹膜透析導入 0 5 10 10 5 7 10 7 8
腎移植 0 0 1 0 1 0 0 1 1

血液浄化療法

術後の多臓器不全例の血液浄化例も多く、腎不全患者で循環動態が不安定で通常の透析が行えないような例では、持続血液濾過透析(CHDF)を行います。

2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
CHDF(例数) 19 17 23 16 22 6 11 9 13 10
腹水濃縮再静注(回数) 11 18 38 26 28 31 13 60 68 37
血漿交換(例数) 6 4 1 1 2 2 0 0 3 0
血漿・血液吸着(例数) 14 11 8 8 2 1 0 3 2 0

その他、エンドトキシン吸着療法や潰瘍性大腸炎の治療として白血球除去療法等の特殊な治療も行っています。
特に血液浄化療法では臨床工学技師(CE)の協力・活躍がめざましく、さらに充実を目指しています。現在臨床工学技師の卵の研修を広く受け入れておりますが、血液代謝部門ばかりでなく呼吸・循環部門、人工呼吸器・輸液ポンプ等の保守点検などにも職域を広げています。

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