院内がん登録

「院内がん登録」について

当院では2007年(平成19年)より、「がん診療連携拠点病院 院内がん登録標準登録様式」に基づいた院内がん登録を開始しております。院内がん登録はその施設でのがん診療の実態を表すもので、院内の各診療科やコメディカルに情報提供を行うとともに、年に1回、国立がん研究センターへ全国集計として、登録症例を情報提供しております。また、地域がん登録として「新潟県がん登録」にも情報提供を行っている他、2016年診断症例からは「全国がん登録」として、「がん登録等の推進に関する法律」に基づき情報提供を行っております。
当院を含む「がん診療連携拠点病院」の登録数は下記のバナーをクリックしていただきますと、ご覧いただくことができます。

国立がんセンター がん情報サービス

院内がん登録数(2016~2020)


注:各臓器別に集計した登録数になります。「頭頚部」には咽頭・喉頭や甲状腺等の耳鼻咽喉科領域のがんを示します。「その他」の中には明記されている臓器以外のがんが含まれています。

部位別性別症例数ならびに部位別平均年齢(2020年)

※当院のがん診断症例の平均年齢は全体で71.0才、男性全体の平均年齢は72.7才、女性全体の平均年齢は68.1才となりました。男性特有の前立腺がんの平均年齢が73.8才であるのに対し、女性特有の子宮がん・卵巣がんの平均年齢は54.7才と20才近い差となりました。また、男性に比べて女性は、部位によってがんと診断される年齢にばらつきがあることがわかります。

性別・年齢階層別症例数(2020年)


※全がんにおける性別での症例数は、男性が約6割を占めています。また、女性の60歳までの合計症例数は男性を上回っています。60歳未満で女性のがんが多いのは、子宮頚がん、乳がんの症例が多いためです。特に40歳までは子宮頚がん、40歳から50歳では乳がんが、それぞれの世代症例数の半数近くを占めています。

地域別症例割合(2020年)


※全体の8割を、長岡市を含む中越医療圏にお住いの方が当院に受診されています。その他は隣接する医療圏である県央、魚沼地域の患者さんが多くなっています。

5大がんステージ別割合(2020年)


※症例全体で見ても、早期がんと言われるⅠ期までが5割近くを占めています。胃がん、大腸がんは早期がんが5割以上占めています。「ステージその他」は、白血病などの造血器腫瘍や、当院に受診される前の医療機関で既に治療が行われた症例を示します。

主な部位別治療別症例数

各症例の薬物治療は抗がん剤やホルモン剤を使用した治療を指します。痛みの緩和のために使用した薬剤による治療は「その他」に該当します。また、「その他」治療には、明記されているもの以外の治療(含:無治療)が該当します。

胃がん症例数


※胃がんの開腹手術から手術+内視鏡までの症例は外科、内視鏡からその他は内科が主に治療を担当しております。

大腸がん(結腸・直腸)症例数


※大腸がんの開腹手術から手術+内視鏡までの症例は外科、内視鏡からその他は内科が主に治療を担当しております。

肺がん症例数


※肺がんの手術は呼吸器外科、手術以外の治療は呼吸器内科が担当しております。

乳がん症例数


 

肝がん症例数


注:『TAE』は肝動脈塞栓療法といって、肝臓の動脈に栓をして、癌細胞に栄養を送らせない治療のことを指します。この症例数の中には、TAEと抗がん剤注入を併用した治療(TACE)も含まれています。

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