院長挨拶

昭和10年(1935年)、当時は裕福な人しか満足な医療が受けられない時代でしたが、そのような中、大勢の貧しい農家の皆さんが苦難の末に設立した組合病院が当院の前身です。
途中に一時閉院を余儀なくされ昭和16年に再開設され現在に至っております。中越地震の翌年200510月に川崎町に新築移転し現在に至ります。
すべての人が必要な医療を漏れなく享受できる世の中でありたい、この病院の設立当時の思いを受け継ぎ、病院の理念である「良質で心温まる医療を提供する」を全職員が初心にかえり、心に刻み、実践し、その理想が実現されることを願っております。

さて当院は現在500床、33の診療科を有する中越、長岡地区の中核病院です。ほとんどの診療領域に対応可能です。基幹型初期臨床研修指定病院でもあり、2004年の研修制度が始まってから140名以上の研修医を受けいれております。その中には当院に戻りスタッフとして活躍している医師もおります。地域医療への貢献はもちろんですが、医師、看護師など医療従事者の教育、育成にも努めて参ります。

 1.「すべての職員が仕事に誇りと、そしてやりがいを感じられるような職場を作る」
 当院で働く1000人以上の職員が誇りを持てる、やりがいを感じられる職場、環境を整えられるように、2024年に向けた医師の働き方改革も含め、このミッションを進めております。

 2.「皆様に信頼され選ばれる病院」
 皆様とは患者さんはもちろんですが、地域の医療機関の先生、そして医療職員すべての方です。その皆様に選ばれる病院を目指してまいります。

 地域医療の中核として開業医、診療所との地域連携を深め、高度医療を提供するべく20214月に地域医療支援病院の認定を受け、20224月にDPC特定機能病院群を維持更新しました。今後とも病診・病病連携をすすめてまいります。

現在、2年以上続くコロナ禍の中で、現在まで260名以上のコロナ感染患者さんの入院を受け入れ、ワクチン予防接種にも積極的に貢献しております。
このような中で、長岡地域では長岡赤十字病院、立川綜合病院との3病院輪番制の下、一般の救急搬送の患者さんはもちろん、コロナ感染の患者さんも救急外来受診、緊急入院が困難となることはほぼなく、現在に至っております。
未だコロナ感染症の収束はみえず、混沌とするなか、地域医療構想、働き方改革、医師不足とその偏在など課題が山積で、誠に厳しい医療情勢であります。このような状況ですが、当院の設立理念である「すべての人に良質で心温まる医療を提供する」ために職員一同、努力してまいります。

 

2022年4月
長岡中央綜合病院
病院長 矢尻洋一

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