“がん”は、現在、日本人の死因の第1位であり、年々増加の一途を辿っています。日本人の2人に1人ががんに罹患し、3人に1人が”がん”で亡くなる時代になりました。今や”がん”は決して稀な病気ではなく、国民の健康を脅かす最大の疾患となりました。
そのため我が国では、平成18(2006)年「がん対策基本法」を制定し、国、都道府県、そして医療機関とカを合わせて”がん”対策に乗り出すことになりました。
その政策の一つが全国で指定される「地域がん診療連携拠点病院」の制度です。これは全国どこでも質の高いがん医療を受けることができるよう、各都道府県において2次医療圏に1カ所程度整備することとして指定された病院です。
当院も平成18年にこの指定を受け、多くの病院と相互に連携して、がん治療水準の向上に努めるとともに、緩和ケアの充実、在宅医療の支援、がん患者・家族等に対する相談支援、がんに関する各種情報の収集・提供等の機能を備え、地域におけるがん医療の充実に努めております。
当院では、より安全で質の高い手術を提供するため、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を導入しました。
ダヴィンチは、医師が操作するロボットを用いて行う低侵襲手術(体への負担が少ない手術)を支援する最新の医療機器です。ロボットアームのあるペイシェントカート、モニターなどのビジョンカート、医師が操作するサージョンコンソールの3つから構成され、医師は患者とは離れた場所で、精細な3次元画像を見ながらロボットアームを操作して手術を行います。
傷が小さく、術後の痛みや出血を抑えることが期待されます。
患部を立体的に拡大表示し、より正確な手術を支援します。
人の手では難しい細かな動きを安定して行えます。
入院期間の短縮や、早期の社会復帰が期待されます。

当院では、十分なトレーニングを受けた医師が、安全性を最優先にダヴィンチ手術を担当します。

当院では、下記の疾患においてダヴィンチ手術を導入しており、健康保険が適応されます。詳しい適応や治療内容については、お気軽にご相談ください。
・前立腺がん
・膀胱がん
・胃がん
・直腸がん
・結腸がん
※診療科や適応疾患は順次拡大していく予定です。