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外科
2009年10月更新
スタッフ
新国 恵也 副院長、河内 保之 部長、西村 淳 部長、牧野 成人 医長、
須田 和敬 医長、榎本 剛彦 医長、島田 哲也 医員
外科紹介
長岡中央綜合病院の外科を紹介します。 当院は平成17年10月1日に長岡市川崎町に新築移転しました。それに伴い消化器病センターが開設され、私共は消化器病センター外科となりました。 現在は新国恵也副院長以下、河内保之、西村淳、牧野成人の常勤医4名に加え、新潟大学からの出張医3名の計7名が、2チーム制で診療に当たっています。また、臨床研修医が常時2名外科をローテイトしており、これに新潟大学の学生と新潟大学の臨床研修医が実習、研修しています。
外来診療
新築移転に伴い消化器内科と外科が同じ外来ブロックとして軒を連ねています。その隣に消化器病センター専用の化学療法室18床を併設しました。専属看護スタッフを配置して一日あたり15から20名の外来化学療法を行っています。また人工肛門等の特殊外来も樺沢看護師を中心に、開設しています。
病棟
病棟は消化器内科と共に最上階8階に消化器病センターとして東病棟に外科、西病棟に内科が位置しています。内科から外科、外科から内科への転科、転棟もスムーズで能率的に患者さんが行き来しています。外科は50床でクリニカルパスの導入や内視鏡手術の導入などで在院日数の短縮が可能となりました。たとえば大腸癌の内視鏡手術は術後4日目に退院可能となりました。
検討会
週3回、外科検討会で全ての手術症例の術前検討を行っています。また、週1回内科、放射線科と合同検討会を行っています。
手術
手術症例数は、2000年は 512例でしたが、2005年 796例、2006年 994例、2007年 1028例と、新築移転した影響もありここ数年着実に増加しています。がん診療連携拠点病院に指定され、特にがんの手術件数が急増しています。また、長岡市外からも、当院での手術を希望されて、もしくは当院を紹介されて来られる患者さんが多いのも特徴です。2007年は食道癌 26例、胃癌 179例、大腸癌 193例、胆石 85例、肝胆道悪性 57例、乳癌 60例、緊急手術 176例などとなっています。手術室は10室あり、外科は毎日2ないし3室を使って手術を行っています。新しい手術室は広くかつ能率的に設計されています。全室術野モニターが設置されていて、希望があればご家族がモニター室で手術の見学ができるようになっています。
研究など
積極的に全国学会、研究会に演題を出して発表するよう努めています。また、病院として一般市民向けの公開講座を定期的に開催しています。多施設共同の臨床試験に積極的に参加しています。現在は胃癌4試験、大腸癌4試験、膵癌1試験など計11の臨床試験に参加しています。所属学会研究会は以下の如くです。日本外科学会、日本消化器外科学会、日本臨床外科学会、日本消化器病学会、日本内視鏡外科学会、日本胃癌学会、日本食道学会、日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学会、日本肝臓学会、日本胆道学会、日本膵臓学会、日本外科代謝栄養学会、日本腹部救急医学会、日本肝胆膵外科学会、日本乳癌学会、日本外科感染症学会、などです。 また、以下の学会認定施設の資格を得、外科医個人にも資格を得ています。日本外科学会認定施設、日本消化器外科学会認定施設、日本外科学会認定医、専門医、指導医。日本消化器外科学会認定医、専門医、指導医。日本内視鏡外科学会技術認定医。日本消化器病学会認定医、指導医。日本化学療法学会認定医。日本肝臓学会認定医、等です。
気軽に相談にもおいで下さい。よその病院で手術は受けるが、長岡中央綜合病院ではどのように思うか、手術するとしたら、どのような術式を行うかなどの相談でも結構です。厚生連の、中越地区のセンター病院と自負しています。地方にあっても、全国レベルの治療を受けて頂けることをお約束します。手術後の快適さを限りなく追求しています。
外科手術の成績
1)
食道癌・胃癌・大腸癌・乳癌の手術症例の予後を調査しました。
手術死亡とは手術と直接関係なくとも手術後30日以内の死亡です。
他病死とは癌以外の死亡(心筋梗塞や脳卒中など)の死亡です。
食道癌
年間15から20例の手術を行っています。2004年より胸腔鏡下食道切除を導入し、徐々に適応を拡大しています。通常の開胸手術に比べで創か極めて小さく、術後の痛みが少なく、呼吸機能の低下が抑えられます。術後に呼吸器がつくこともほとんどなく、術後合併症も減少しました。
過去15年間の手術死亡は0.088%です。
1991年から2004年までの214例の手術成績です。
胃癌
年間200例近くの手術を行っています。JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ:厚生労働省がん研究助成金指定研究班を中心とする共同研究グループ)の胃癌グループに参加し、がんに対する標準治療の確立と進歩を目的として共同研究を行っています。 また、本年から腹腔鏡下手術を導入して、患者さんの負担の軽減に努めています。 過去10年間の手術死亡は0.083%です。 1997年から2004年までの958例の手術成績です。
大腸癌
年間200例近くの手術を行っています。8年間の手術死亡は1.16%でした。腹腔鏡下手術を本格導入しておよそ5年が経過しました。2008年9月までにおよそ300人の患者さんが腹腔鏡下大腸切除を受けています。当院では、日本内視鏡外科学会の技術認定医が手術を担当しています。最短で術後4日で退院可能となり、術後創痛の軽減、早期退院、早期社会復帰が可能となりました。 また、肛門に近い場所にできた直腸癌に対しては、肛門温存・自律神経温存の手術に積極的に取り組んでいます。
1997年から2004年までの771例の手術成績です。
乳癌
年間40例前後の手術を行っています。5年間の手術死亡はありません。腫瘍の大きさ、存在部位により、積極的に乳房温存治療を行っています。乳房温存治療を行った患者さんの5年生存率は97.8%でした。
1997年から2004年までの249例の手術成績です。
2)
その他の手術
肝癌
肝癌は年間20例前後手術を行っています。多くは大腸癌などの転移性肝癌です。肝細胞癌は内科的な治療が中心となっていますが、内科的治療困難例は積極的に手術を行っています。胆管細胞癌は年間2ないし3例の手術があります。過去10年間に手術死亡はありません。
膵癌
膵癌の手術症例は近年増加傾向にあり、年間15例前後の手術があります。膵癌は治療困難な病気の一つですが、拡大手術と術後の化学療法で予後向上に努力しています。新潟大学、県立がんセンターなどの施設とともに、膵癌の新しい治療法の確立のため、臨床試験を行っています。
胆道癌(胆管癌、胆嚢癌、十二指腸乳頭部癌)
胆道癌の手術も近年増加しています。年間20から30例の手術があります。手術術式は多様で患者さんの病態、状態に合わせて術式を決定しています。肝切除と膵頭部十二指腸切除を同時に行う、超拡大手術を年間数例ですが手がけています。
その他
胆石の手術は年間80例で約80%が腹腔鏡下手術で、早期退院・早期社会復帰が可能となっています。
急性虫垂炎は腹部エコー・腹部CT検査など、精密検査を行い手術適応を厳格に判断し、無用な手術を回避しています。しかし、重症例では夜間でも手術できる体制をとっています。
ヘルニア(いわゆる脱腸)は2泊3日の入院で手術しています。手術待ちが長く、およそ半年となっています。ご迷惑をおかけしています。早期の手術を希望される場合は他院を紹介いたします。
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